音大受験の勉強は何から始める?合格に必要な対策とおすすめ教材を徹底解説!

音楽教育

音大受験って、やっぱり特別な勉強が必要なのかな?

うん、普通の勉強とはちょっと違うよ。実技だけじゃ合格できないしね。

え…!演奏さえ頑張ればOKだと思ってた…!

それが落とし穴!楽典・聴音・視唱・面接…全部対策しないといけないんだよ〜

なるほど…じゃあ何から始めたらいいの?

じゃあ今日は音大受験で必要な勉強を全部まとめて説明するね!

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1. 音大受験は「実技だけじゃない」という現実

音大受験=演奏力の勝負、というイメージがありますが、実際には
「音楽の基礎力」+「学科力」+「実技力」がすべて合格基準に影響します。

音大受験でよく出る試験内容は次のとおりです✨

試験内容内容例
✅ 実技試験ピアノ・声楽・管弦打楽器・作曲など
✅ 楽典音楽理論の筆記試験
✅ 聴音(ソルフェージュ)メロディー・和音の書き取りなど
✅ 視唱初見で楽譜を歌う試験
✅ 面接・志望理由(ない場合もあります)将来の目標・進路・音楽歴など

つまり合格には 「音楽家としての総合力」が求められるということです。

2. 音大受験の勉強はいつから始めるべき?

結論:早ければ早いほど有利です。

目安としては…

準備期間合格可能性
2〜3年以上前から準備◎ 十分な余裕あり
高2の夏ごろから本格準備○ 普通に間に合う
高3から焦って開始△ ケースによる/浪人覚悟も

特に 「楽典」と「聴音」は独学では伸ばしにくい分野なので、早めに取り組むのが安心です。

3. 科目別の対策ポイント

🎹 ① 実技(演奏)

  • 受験曲は早めに決定し、半年〜1年は練習時間を確保
  • 先生の指導は必須。独学はほぼ不可能
  • 同じ曲を「本番仕様」に仕上げる集中力が重要
  • 楽曲の背景や作曲家の知識も問われることがある

🎼 ② 楽典(音楽理論)

  • 音大受験でほぼ確実に出る筆記試験
  • 音程・和音・調性・強弱記号・楽語など
  • 計算式のような分野なので、やれば必ず点が取れる“得点源”

👂 ③ 聴音(ソルフェージュ)

  • ピアノで弾かれたメロディーor和音を聞いて五線譜に書き取る試験
  • 音感・集中力・音符を書くスピードが必要
  • 練習なしでは絶対に点が取れない科目

🎤 ④ 視唱

  • 初見で楽譜を見て正確に歌う試験
  • 拍子感・音程感・読譜力が試される
  • 聞き覚えで歌うクセがある人は苦戦しやすい

🗣 ⑤ 面接

  • 志望理由書の内容+演奏に対する考え方が問われる
  • 「なぜその学科・専攻か」が明確であることが大切
  • 想像よりもラフな面接もあるが、準備をしていないと落ちる人もいる

4. 【おすすめ教材紹介】まずはこれを揃えればOK!

実際に使用しているので心からお勧めできます!

💡 楽典の定番
📗 『新版 楽典 理論と実習』(音楽之友社)
→ すべての音大受験生が通る“もはやバイブル”
持っていない人は見たことないくらい!!!

💡 新曲視唱対策
📘 コールユーブンゲン
→ 聴視唱の基礎トレーニングに最適
音楽科のある高校などでは使用される教材になります♪

💡 個人での勉強に最適な教材
📙 音大受験生のための パーフェクト楽典・問題集 【改訂版】 <ポイント解説・解答付>

📙楽典ドリル(解答篇付)

📙新版 楽典―音楽家を志す人のための

5. 独学でやる vs 先生に習う、どっちがいい?

結論:
✅ 実技 → 100%先生が必要
✅ 楽典・聴音 → 先生がいた方が進みが早い
✅ 面接 → 独学でもOK

独学で一番難しいのは 「自分の弱点に気づけないこと」です。

例:

  • 聴音→ 間違っても自分では気づけない
  • 視唱→ 正しく歌えてるか判断できない
  • 実技→ クセが直らず不合格…という例は多い

先生についた方が安心ってことだね!独学には限界があると思うので、受験に合わせて先生を探してみましょう!


6. よくある失敗例

❌ 実技だけ頑張って、楽典で落ちる
❌ 聴音は「耳がいいから大丈夫」と思って対策不足
❌ 高3の夏から始めて追いつかない
❌「音大に入ること」がゴールになり、将来プランがない

早め早めに行動しなくちゃね・・・・!
音大に入って将来どうするか、よく考えて受験も検討してみよう!


7. 音大受験は「音楽の入口」ではなく「本気の出発点」

音大はゴールではなく
「音楽で生きていく覚悟を持つ場所」です。

✅ 音楽を専門に学ぶ仲間ができる
✅ 将来プロを目指す道が開く
✅ 指導者・演奏者・作曲家…進路が一気に広がる

だからこそ
「受験の勉強」は“自分の進みたい道を整理する時間”でもあるのです。


8. まとめ

✔ 音大受験は「実技+楽典+聴音+視唱」の総合力勝負
✔ 対策は早めが有利、特に楽典と聴音は必須
✔ 教材は定番を押さえればOK、独学は限界がある
✔ 目標は「合格」ではなく「音楽家として生きていく準備」


📌 最後にひとこと

迷っているなら、始めてみてください。
音大受験は簡単ではないけれど、
“音楽を本気で続けたい人”にしか開けない景色があります。

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