ピアノ教室 集客|0人から100人に増やした実体験で分かった完全攻略

教室運営

著者は現在、音楽教室を経営しております。現在担当するレッスンはほとんどなく、運営側となりサポート体制を手厚くしたり、生徒さんとのコミュニケーションをよく取りながら快適なレッスンづくりに日々勤しんでいます。

教室を始めたばかりの当初は、生徒さんを獲得するような人脈も私にはなく・・・泣
「生徒が集まらなかったら、食べていけないしやめよう」と考えていました。

そんな中で私の教室運営が継続できるようになるキーポイントが「マーケティング」です。

マーケティングとは簡単に言ってしまうと、商品を売るための仕組みづくりです。
この部分がきちんと考えられていないと、集客も上手くいきません。

本記事では、音楽教室を成功に導くために考えるべきことを解説していこうと思います。

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ターゲティングを明確にする

まず初めにすべきことは、「どんな生徒を集めたいか」を明確にすることです。
子供、とか、大人だけではなく、かなり詳細に考えていきます。

以下は参考例になります。
今回は子供向けの音楽教室を例に作成してみました。

No.氏名年齢・属性目的・ニーズ課題・ペインポイント主な情報接触チャネル
田中 こうた幼児(2〜4歳)+保護者音感育成・親子で楽しめるレッスン本格すぎて不安、まず気軽に始めたいInstagramリール、地域育児イベント、チラシ
鈴木 あかり小1〜3年生+保護者音楽の楽しさを知り、自分の成長を実感したい継続できるか不安、目安となるプランが欲しい教室HP、YouTube体験動画
佐藤 りょうた小4〜6年生+保護者コンクールや発表会で挑戦したい実績や設備、指導経験が信頼できるかYouTube演奏動画、実績ブログ
松本 ゆい幼児〜低学年+友達付き添い保護者友達と一緒に音を出す体験を楽しみたい個人レッスンが苦手、仲間と一緒がいいFacebookコミュニティ、地域センター掲示板
山田 たくみ小3〜6年生+保護者(ブランクあり)昔やっていたピアノを再び楽しみたい自信不足、レベルについていけるか不安学校配布チラシ、体験案内郵送、地域SNS投稿

こんな風にして、具体的にリアルな姿を想像してみてください。
例えば、自分がやりたい教室はどの子に当てはまりそうですか?

こうして1人に絞って、自分の教室づくりの参考にしていきます。

ウェブサイト・ブログ・LP制作等の作成

ある程度どんな生徒を集めたいかが決まってきたら、教室の「顔」となるウェブサイトを作成していきましょう。

キッズがメインの教室であれば、ポップな明るい雰囲気のカラーを使ったり、
大人がメインの教室であれば、落ち着いた爽やかなカラーだったり・・・。
(ここの作業が一番楽しいかもしれません!)

ウェブサイトは使うカラーやフォント次第でガラッと雰囲気が変化しますので、まずは自分で好きなカラー/フォントを決めていきましょう!

カラーには「カラーコード」と言われる数字コードがあります。
なので、カラーを決める際に決めたカラーと合わせてコードも忘れないようにメモしておきましょう。

フォントを探す場合は、「グーグルフォント」がおすすめです。
自分が気に入るフォントを探してみましょう!

🌐 ホームページ(LP)

  • Google検索やSNS導線の先にある“入口”です。
  • 月謝・レッスン時間・体験レッスン条件など、問い合わせに直結する情報は「すぐに見える位置」に掲載するのがポイント!
  • 「誰に何を提供し、なぜ信頼できるのか」を、見出し・実績・生徒の声・料金・強みなどで構築します

📄 ブログコンテンツ

  • SEO対策に有効で「地域名 ピアノ教室」などでの集客に効果的
  • 書くテーマ例:レッスンの様子・ミニレッスン紹介・生徒の成長記録・指導方針・先生プロフィール・よくある質問など
  • 継続的に更新し、自己紹介的記事+教育的記事+共感記事を組み合わせると効果的

SNS・動画による教室独自の魅力発信

SNSと言っても、さまざまば媒体があると思います。
そこで最初に考えた「具体的な生徒像」がカギになります。

その生徒はどのSNSにいると思いますか?
例えば、キッズ向けのお教室ですと入会を検討しているのは「親御さん」、そしてママさんの傾向が高いです。

📱 日本の主流SNSと利用層(2025年時点)

SNS国内MAU(目安)主な年代層(利用率)特徴・用途
LINE約9,700~9,800万人10~50代:90%以上、60代:約86%メッセージ・通話中心。生活インフラ化。
YouTube約7,300万人10代:98%、20代:98%、30代:95%、40代:90%、50代:87%、60代:68%動画視聴プラットフォーム。教育・エンタメ・レビュー等
X(旧Twitter)約6,800万人10代:73%、20代:78%、30代:57%、40代:43%、50代:38%、60代:28%リアルタイム情報・拡散に強み
Instagram約6,600万人10~30代:70%以上。女性ユーザーが中心写真・短尺動画、視覚重視の発信に最適。
TikTok約3,300万人10代:66%、20代:48%、女性多めショート動画特化、若年層に人気。
Facebook約2,600万人30~50代中心。10代~20代は少ない実名制。地域・既知コミュニティとのつながりに強み。

「子持ちのママさんは、どんなSNSを使用しているのでしょうか?」
上記の答えが使用するSNSの答えになります。皆さんそれぞれの生徒像に合わせて考えてみてください。

また各媒体で、生徒の変化ビフォーアフター、保護者の声をSNSシェアで共感・信頼を獲得しましょう!SNSはホームページへの導線としても有効です。

Googleビジネスプロフィールの登録

例えば、近くで美味しいラーメン屋さんがないかな?と思った時にあなたはどうしますか?
スマホが普及した今、ほとんどの方がネットで検索すると思います。

うちの教室の生徒さんもそうなのですが、家からのアクセスってとっても大事。
自分の生活圏で、習い事のお教室も探すご家庭が多いです。

ビジネスプロフィールに登録すると、教室の近くでマップ検索してくれた方が教室を見つけてくれて、教室へのアクセス数向上に直結します 。
ここで機会損失してしまうのはかなりもったいないです。


登録が完了したら、教室の写真・最新情報・口コミへ定期的に返信し、信頼感を築きましょう !

体験レッスンで信頼と期待感を醸成

体験レッスンは無料なのか、有料なのか。
所要時間はどれくらいなのか。

是非具体的に考えてみてください!
具体的な3か月プランや親子連弾プランなど、将来像を提示します 。短時間でも「練習でここまで変わる」を体験させることで、入会意欲が高まります 。料金やコースの情報を明示し、「安心感」を提供することが重要です 。

体験レッスンでは「教室のコンセプト」をしっかり伝わられると◎!
他のお教室もある中で、あなたの教室だけにしかない魅力を伝えてください!

まとめ:デジタルが鍵となる。強み×継続で生徒募集を成功へ

ピアノ教室 集客成功のコツは、

「あなたの強みを明確にする」
「オンラインで認知・比較・問い合わせの流れを整える」
「体験レッスンで信頼をゲットする」
ことです。

これらを丁寧に組み合わせることで、教室の個性が際立ち、生徒数の安定・増加につながります。ぜひ、実践してみてください。応援しています!

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